園長のお話し

コロナウイルスの中で、心のつながりを

 

 - 井石 彰

新型コロナウイルスによる休園の中、家庭で過ごしている子どもは再び登園できる日を待ちながらこの時を過ごしていることと思います。家庭保育にご協力いただいている保護者の皆さまには、心からお礼を申し上げます。
今、新型コロナウイルスは私たちの生活に大きな影響を及ぼしています。感染予防のために、いわゆる「三密」を避け、人と人との間の距離を保つことが求められています。そのために集まることを避け、向き合って話をすることや一緒に食事をすることにも気を遣わなくてはなりません。そのような中、孤立するのを避けようと、インターネットのオンラインによる人との新たなつながり方も広がっています。
人は孤立しては生きてゆけません。そのため人とのつながりは欠かせません。しかも、そのつながりの中でも最も大切なのは、心のつながりです。相手のことを思いやる心のつながりは、コロナウイルスのような困難にも耐え,それを乗り越えてゆく力を与えてくれます。
そのような心のつながりこそ、今、求められているものではないでしょうか。
幼稚園はまもなく再開されると思います。しかし、再開後も感染の第二波、第三波に備えて予防に努めていかなければなりません。幼稚園では教室の換気を心がけて密室を避けることはできても、密集、密接を避けるための距離を保つことは難しいのが現実です。なぜなら、保育は子どもたちとのふれ合いそのものだからです。子どもたちも保育者やお友だちとのふれ合いの中で、愛と信頼による心のつながりを感じながら成長していきます。ですから、幼稚園としては感染予防に努めながらも、そのような心のつながりをつくり出すことを大切にしていきたいと思っています。どうぞ、保護者の皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。

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